「食器の買取業者なんて、どこも一緒でしょ!」
そうお考えではありませんか?
実は、ブランド食器の買取は業者によって査定価格が大きく変わります。
というわけで、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」が必須です。
今回は、「相見積もりをするうえでのマナーとポイント」をテーマにお送りします。
「業者に依頼するのが初めてで、よくわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
押さえておくべき相見積もりのポイント
見積もりは無料か確認する
食器の買取業界でも多くの業者が「無料見積もり」を実施しています。
しかし、まれに「取引が成立したお客様は見積もり無料」や、出張買取の場合「見積もりのみの場合、出張料が発生」など、何か理由をつけて料金を徴収する業者がいます。
トラブルが発生しないよう、
・仮に取引が成立しなかった場合でもかかるお金は一切ないか
など、事前に確認しておくようにしましょう。
相見積もりをすることを伝える
出張買取の場合、買取業者は遠方であっても自宅まで来てくれます。
当然、「うちで決めてほしい!」と思っていますし、一度で取引を成立させたいという気持ちもありますから、さまざまなサービスを提示してくれることでしょう。
しかし、業者にはハッキリ「相見積もりをする」と話をしておきましょう。
この意思を伝えないと、よからぬトラブルに発展してしまうこともあります。
ちなみに、「今うちで決めてくれたら査定額10%アップです」など、さまざまなセールストークを使ってくる業者もいますが、こういうときでも「相見積もりをする」という言葉は有効です。
相見積もりの注意点
相見積もりをするうえで、いくつか注意点があります。
買取が初めての方でもわかるよう、2つのチェックポイントをお伝えします。
あらかじめ相場をチェックしておく
買い取ってほしいブランド食器が実際どのくらいの相場で売られているのか、事前に調べておきましょう。
業者によっては買取価格をホームページで公開しているので、チェックしてみましょう。
また、ネットオークションやフリマアプリで「売却済」の値段を確認するのもひとつの手段です。
そのうえで、査定の際に業者が提示してきた価格が、自分が調べた中古市場価格よりも安すぎる場合には「丁重にお断り」でOK。
値段交渉にも役立つので、事前調査はしっかりしておくことをおすすめします。
「人」をチェックする
金額も大事ですが、やはり大切にしていた食器を手放すのであれば、できるだけ丁寧な対応をしてもらいたいですよね。
相見積もりの際は、金額面だけに注目するのではなく、対応面やマナーを徹底している会社を選ぶようにしましょう。
人柄がいい業者は、今後の付き合いにも発展しますし、逆に査定士の人柄をチェックすることで見えてくる「会社の方針」などがわかることもあります。
あまりにしつこい査定士がいるところ、提示する金額を何度も変えてくるような査定士がいるところは選ばないようにするのがベターです。