買取業者に依頼する方の多くは「買取初心者」ですが、こうした初心者の方を利用する悪質な買取業者が存在します。
今回はそんな「悪質な買取業者」についてお話します。
悪質な買取業者とは?
買取業者に何度も依頼したことがある方は、悪質業者を見るとすぐに「おかしい」と気付くかもしれません。
しかし、買取業者に依頼するのが初めての人は、比較対象がないため「悪質」ということに気づかない場合もあるのです。
ここでは、どんな悪質業者がいるのか一例を紹介します。
例①買取額が異様に低い
「需要が低いんで買取額も下がりますね」
「値段がつくだけウチはいいほうですよ」
などと言って、異様に低い価格で買い取ります。
事前の「メール査定」などでは高い買取額を提示し、実際の査定では難癖をつけて査定額を下げてくる場合もあり、最初に見破ることが難しいのです。
こうした業者は安く商品を買い取って、高く売ることで利益を得ています。
例②出張買取で居座り
大変便利なサービスですが、ホームページ上で「1点からでもお気軽に」と謳いながら、
「貴金属はありませんか?」
「これだけでは買取額がつかないため、お支払いができるようなものを拝見したい」
など、強引に迫る悪質業者が存在します。
中には、部屋の中まで入りこんで目当ての品が出るまで動かないという業者もいるようです。
引っかからないための注意点
悪質業者に引っかからないために、買取初心者の方にもできることがあります。
ここでは、悪質業者を見破るための注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、悪質業者から身を守りましょう。
電話やメールの態度は?
しかし、悪質業者の場合はこうした部分が欠落していることが多く、威圧的な対応をしたり、しつこく話をしてきたりすることがあります。
最近ではネット申し込みなど便利な方法が増えてきていますが、あえて電話をして話をし、スタッフの人柄を見極めましょう。
有名な業者に依頼すること
・全国展開している
・ネット上にたくさんの「良い口コミ」が見られる
そのような業者は、少なくとも悪質業者ではないと考えられます。
必ず相見積もりを取ること
時間があればこれをしっかり行い、金額や対応を比較してみましょう。
ただし、査定をする前に、他社の金額をしつこく聞いてくるような会社は要注意です。
金額を聞いたうえで、あえてそれよりも高い査定額を告げ、査定を依頼させ、いざ実物を見る査定のときに難癖をつけて査定額を下げる……という姑息な手段を取る悪質業者がいます。
そのような業者に引っかからないよう、注意しましょう。