引っ越しや断捨離で出てくる不要な食器。
売却を検討している方の中には、
「専門業者とリサイクルショップ、どちらを選べばいいのかわからない」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、専門業者とリサイクルショップの違いをテーマにお送りします。
専門業者の特徴&注意点
このページでいう「専門業者」とは、主に買取業者のことを指します。
ほとんどの買取業者には、プロの「査定士」が在籍。
各種のブランド品や骨董品、金や宝石、着物や毛皮などを「査定」したうえで値付けをしています。
専門知識を持ったプロが見てくれる
優良な買取業者に在籍している査定士は、各分野に精通したプロの査定士です。
専門的な知識を身に付けているので、価値に見合った金額を提示してくれます。
そのため価値があるかわからないような古い食器や、使用済の食器でも高額で売れた、というケースは少なくありません。
ちなみに、査定の料金は無料としているところが多いのもポイントです。
相見積もりをしましょう
たとえば金(ゴールド)や宝石などは、どの国に行っても共通する「相場」が存在し、相場をもとに買取価格が計算されます。
一方、食器には世界共通の「相場」が存在しません。
また業者によって買取に力を入れている商品、ブランド、シリーズが異なることから、業者によって同じ商品でも買取額が異なるというケースが見られます。
というわけで、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」をすることが、高く売るコツだといわれています。
リサイクルショップの特徴&注意点
街のいたるところに店舗を構え、中古品の買取と販売を行っているリサイクルショップ。
その特徴と注意点について、以下にまとめてみました。
幅広い品目を扱っている
リサイクルショップは、食器のほか、衣類や雑貨などの生活用品など多数のアイテムを取り扱っています。
また、専門業者が買取の対象にしているのはブランド品がほとんどですが、リサイクルショップではブランド品以外のものでも買い取ってもらえます。
最近は無料で出張してくれるサービスを行っているリサイクルショップもあるようなので、引っ越しや断捨離などで「いろいろなものをたくさん手放したい」という方には向いているでしょう。
ブランドの専門的な知識はない
さまざまなものを買い取ってくれるリサイクルショップでは、もちろんブランド品の買取も行っています。
しかし、注意したいのは「専門知識を持つ査定士がいない」ということ。
リサイクルショップで働いているスタッフの方は、専門的な知識を持っているわけではありません。
ブランドの価値に見合った価格を提示することはできないのです。
そのため、どんなに高級ブランドの食器であっても「中古の皿」とひとくくりにされてしまい、場合によっては「買取不可」ということも……。
ブランド食器を売るのであれば、やはり専門の買取業者に依頼するのがおすすめです。