ここでは、
・売れるカトラリーはどんなものか
などをまとめてみました。
ぜひご自宅にあるカトラリーをチェックしてみてください。
そもそもカトラリーとは?
カトラリーとは、特に西洋で使用されてきた食事の道具を指す用語です。具体的には、食事をする際のナイフ、フォーク、スプーンなどを指します。
中には純銀製のものがあり、一部では「シルバー」と呼ばれることもあります。
かつてのヨーロッパでは、「毒を検出すると黒くなる」という純銀の性質を活かし、王族を守るために純銀製のカトラリーが使用されていました。
そんな銀製のカトラリーは、現在では世界中の高級レストランで愛用されています。代表的なブランドに「クリストフル」などがあり、贈り物にも大人気です。
高く売れるカトラリーとは?
「うちのカトラリーは古いし、売れないんじゃないの?」
と諦めるのは早いかもしれません。
ここではどのようなカトラリーが高く売れるのかをまとめてみました。
未開封のもの
口につけて使用することが想定されているカトラリーは、食器類の中でも特に「未使用であること」が重要視されています。
買取市場でいう「未使用品」とは、「使用していないこと」のほかに、「購入当初の状態と変わらないこと」のニュアンスがあります。
例えばクリストフルのようなブランドカトラリーは、1点ずつビニールカバーで包まれています。
こうしたビニールカバーがあることも「未使用品」であることの証明になるので、捨てずに取っておくことをおすすめします。
セット商品であれば、セットで査定に出す
カトラリーセットは西洋のフルコース料理を食べることを想定して製造されているため、中には40本以上になるセット商品があります。
こうしたセット商品はバラにせずセットの状態で、買取に出すことがポイントです。
購入時の箱があれば、その箱に入れた状態で査定に出すとよいでしょう。
ときどき、前述した「未使用品じゃないと価値が下がる」ということを気にされて、セット商品の未使用分のみを買取に出す方がいるようです。
しかし一部が使用済みであったとしても、セットの状態で買取に出すことをおすすめします。
カトラリーを高く売るコツ
カトラリーは「状態」「ブランド」が重視されます。
たとえば開封済みのカトラリーは、変色などしている場合も綺麗にすることで査定価格が上がる可能性があるので、お手入れはしっかりするようにしましょう。
そして、ブランドがわかる箱や付属品はできるだけ揃えておきましょう。
箱があるかないかで、買取額は大幅に変わります。
お手入れをしっかり
カトラリーの中には、クリストフルのように90%以上純銀で製造されているものがあります。
銀は保管状態、使用状況によって変色してしまうため、お手入れを怠ると本来の輝きを発揮することができません。
銀の変色のほとんどが、空気や人間の汗に含まれる硫黄によって発生した「硫化」であり、自宅で簡単に落とすことができます。
熱湯3に対して重曹が1になる割合で混ぜたものに、カトラリーを入れて放置すると簡単にピカピカになるので、ぜひ査定に出す前にやってみてください。
無理にガシガシこすったりすると、傷がついて逆に査定額が下がってしまう可能性があるので、要注意です。